オフィスホワイトニング

ホワイトニングの治療比較

歯医者で行うホワイトニングには、3種類の治療方法があります。
それぞれ効果の出方や回数・期間が異なるため、自身の希望に合った治療をみつけましょう。

■オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングです。
一般的には、歯に薬剤を塗り光を当てて歯の漂白をしていきます。
関内馬車道みなとまち歯科医院では、レーザーの光照射による力で歯を白くしていきます。

特徴
・治療時間が1時間ほど
・1回の施術で歯の白さを実感できる
・歯科医院でしか扱えない機材を使用
・国家資格を有する歯科医師・歯科衛生士が担当

 

■ホームホワイトニング

歯科医院で処方された薬剤と専用のマウスピースを使用し、自宅で行うホワイトニングです。
専用の薬剤をマウスピースに注入し装着して、歯の漂白を行います。

特徴
・自宅で好きなときに自身のタイミングでできる
・歯の白さが比較的長持ちする

 

■デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時期に行うホワイトニングです。

特徴
・高い効果を短期間で得られる
・歯の白さが比較的長持ちする

 

ホワイトニングサロンとの違い

ホワイトニングを行う上で、歯科医院とホワイトニングサロンでは次のような違いがあります。

・医療機関かどうか
・使用する機材、薬剤
・施術者が有資格者かどうか

まずホワイトニングサロンは、厳密に言うと医療機関ではありません。
比較的料金も安く手軽に試せることが魅力の1つですが、医療機関でないため歯科医院で使用する医療機器や薬剤が使用できず、思うように歯が白くならなかったり効果の持続が短かったりする場合があります。
歯科医院もホワイトニングサロンも専門的な訓練は受けてはいますが、ホワイトニングサロンの場合、施術者が歯科医師・歯科衛生士のような有資格者ではないことが多くあり、歯のお悩みを総合的に解決する上では歯科医院のほうがおすすめです。

まずは手軽に歯のケアを始めたいと考えている人にはホワイトニングサロンもおすすめですが、効果の高いホワイトニングを安全に受けたい人は歯科医院でのホワイトニングがいいでしょう。

治療ポリシー

近年、美容への意識が高まってきている影響か、歯の色を気にされる方も増えてきています。
初めてホワイトニングなどの審美治療を検討されている方は、きっと不安も多いはずです。
そんな方々が不安なく安心して治療を受けられ、理想的な自分を手に入れられるように全力でサポートしたいと当院は考えています。
「ホワイトニングのビフォーアフターをみたい」というご要望にお答えして、治療前と治療後の写真をお撮りして比較が可能です。
歯の変化を視覚的に確認できてわかりやすいと多くの患者様よりご好評いただいております。

治療の特徴

当院では、最先端治療のホワイトニング「トランセントフラッシュホワイトニング」を導入しています。

■トランセントフラッシュホワイトニングとは？

トランセントフラッシュホワイトニングとは、従来のホワイトニングでは主流である薬剤を使用せず光照射によって歯を漂白していきます。
治療には、医療先進国でもあるアメリカで研究され、国内認証治療器でもある「医療用高出力パルス青色LED光照射器：CoolBrightエックスリミット」を使用します。

トランセントフラッシュホワイトニングでは、歯の表面的な外部着色だけではなく、象牙質などの内部着色まで分解し歯を白くしていきます。

トランセントフラッシュホワイトニングには次のような特徴があります。

痛みがほとんどない

薬剤を用いたホワイトニングは、薬剤が歯の色素を分解する過程で歯に染みるような痛みを感じることがありますが、トランセントフラッシュホワイトニングは薬剤を使用しないため痛みがありません。

 

1回で効果を実感

トランセントフラッシュホワイトニングは、1回の施術で5〜10トーンほど歯を白くできます。
1回の施術で歯の白さを実感していただけるので、手間をかけずに短期間で歯を白くしたい人におすすめです。

 

歯の内部・矯正装置の下まで漂白できる

加齢やテトラサイクリンによる歯の内部着色は通常ホワイトニングで白くすることは難しいですが、トランセントフラッシュホワイトニングでは可能です。
また、矯正期間中であってもホワイトニング治療が可能です。

 

適応できる人が多い

一般的なホワイトニングには、高濃度の過酸化水素や過酸化尿素が含まれた薬剤を使用します。
そのため、薬剤の影響が懸念される妊娠中・授乳中の方や18歳以下の子ども、知覚過敏の人などは、ホワイトニングの実施が難しいケースが多いです。
しかし、トランセントフラッシュホワイトニングは薬剤を一切使わないため、薬剤を使ったホワイトニングができない人にも施術可能です。

 

治療後後の食事制限なし！

薬剤を用いたホワイトニングは歯の表面が粗雑になるため、術後24時間ほどは着色しやすい食べ物や飲み物を控えていただく必要があります。
しかし、トランセントフラッシュホワイトニングは歯の表面が滑らかな状態を維持するため治療後の食事制限は必要ありません。

ドクタープロフィール

金子 昂史　Takafumi Kaneko

日本歯科顕微鏡学会
日本接着歯学会
スタディーグループCIH 主宰
CR JT conceptマスターコース
インビザラインマウスピース矯正(インビザラインIGO)認定医
ペントロン社マイクロエンドベーシックプラス
ASTRA TECHインプラントベーシックコース
CAMLOGインプラントベーシックコース
YK式診療術マンツーマンプライベートセミナー
日本スウェーデン歯科学会スウェデンティスト認定医
厚生労働省認定臨床研修指導医

治療前の注意事項/リスク

虫歯や歯周病などの問題がある方は、ホワイトニングの前に治療が必要になることがあります。
また、被せ物や詰め物の色が気になる場合は、ホワイトニング後に作り直しが必要になる場合があります。

治療後の注意事項/リスク

ホワイトニングをしても、歯には毎日の飲食や喫煙習慣などで再着色が起こります。
食習慣や生活週間などによって個人差がありますが、白い歯を保つには定期的なクリーニング、3〜12ヶ月ごとのホワイトニングが必要です。
また、ホワイトニングの方法によっては術後24時間ほどの食事制限が必要になります。
薬剤不使用のトラセントホワイトニングなら食事制限がありませんので、気になる方はこちらがおすすめです。

セルフケアとプロフェッショナルケア

歯の白さを長く維持するために毎日のセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアがとても大切です。
一度ホワイトニングで歯を白くしても、飲食物やタバコのヤニなどが原因で歯は少しずつ黄ばんでいってしまいます。

セルフケア

毎食後しっかりとブラッシングで歯を清潔に保つことが理想です。
ブラッシングが難しい場合には、軽くうがいで口をゆすぎ食べかすなどがなるべく口腔内に滞在しないように心がけましょう。
また、ブラッシングの際には、ポリリン酸ナトリウムのような着色ケア成分が配合された歯磨き粉を取り入れるといいでしょう。

定期的なホワイトニング

食習慣やお手入れの状況によっては再着色を完全に防げないことはあります。
歯の色が気になったタイミングで再度ホワイトニングを受けるといいでしょう。
ホワイトニングを受ける間隔は、3〜6ヶ月に1回が理想的な目安です。

プロフェッショナルケア

定期的に歯科医院で着色や歯石を落とすためのプロフェッショナルケアを受けることがおすすめです。
専用の機械を使ったプロフェッショナルケアを受けることで、虫歯や歯周病を予防しながら歯の再着色を防ぐことが期待できます。

 

外部着色と内部着色

歯が変色する原因には、「外部着色」と「内部着色」があります。

外部着色

外部着色とは、歯の外側から付着した色素によって歯が変色している状態を指します。
外部着色の要素には次のものが挙げられます。

・カレーやワインなどの着色しやすい飲食物
・タバコ
・歯の汚れ
など

内部着色

内部着色とは、内的要因によって歯に変色が起きる状態を指します。
内部着色の要素には次のものが挙げられます。

加齢

加齢による内部着色は、象牙質の色味が濃くなり黄ばみが強くなります。

テトラサイクリン

服用している薬の副作用によって歯がグレーや茶色っぽく見えます。

エナメル質形成不全

歯の一番外側の層であるエナメル質が正常に生成されない病気で、歯の白濁や透明感のない茶色や黄色に変色することがあります。